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インテリアコーディネーターの具体的な仕事内容
インテリアコーディネーターの仕事内容 その1
まず、インテリアコーディネーターは、顧客からの要望やイメージを十分に聞きだすことから始まります。これを「ヒアリング」といっています。予算や家族構成、ライフスタイル、価値観、趣味などを把握し、求めているコンセプトを理解しなくてはいけません。そして現在のみならず、10年後、20年後の顧客の生活、暮らしの変化を想定しながら、コーディネートしていくことになります。どんな人が住むのか、年齢や普段の生活スタイルなど、細かく聞きだし、話し合い、イメージを膨らませることが第一歩になります。毎日の生活の様子を思い描くという想像力は非常に大切です。ですから、なるべく多くの情報を集めるためにも、インテリアコーディネーターは、顧客が何でも話せる雰囲気作りにつとめなければなりません。
インテリアコーディネーターの仕事内容 その2
ヒアリングによって、顧客から聞き出して具体的になったイメージをもとにインテリア計画をたてます。ヒアリングから想定した顧客のライフスタイルや建築スペース、予算、環境、風土など、さまざまな条件を満たすような計画をたてなければなりません。その時、使用するのがイメージプランボードと呼ばれるもので、考えた提案内容を顧客にわかりやすくイメージ化して提示するためのものです。絵や写真を使いながら、壁紙や床材のサンプルで色のイメージがつかめるようにしたり、平面図やパースに色をつけたり、文章によって補足説明したりします。できるだけたくさんの資料を集めて、なるべく顧客が理解しやすいように説明し、納得してもらえるようにつとめます。最近では、パソコンを使用する場合も多いようです。
インテリアコーディネーターの仕事内容 その3
インテリアコーディネーターの仕事には、色彩計画も非常に重要な要素になってきます。色彩計画をたてるときには、生理的効果と心理的効果を考えます。生理的効果とは、光と面積の対比によって色の見え方が違っていることをいいます。また、心理的効果とは、色が人の心に与える印象や効果のことをいいます。たとえば、赤色や茶色、オレンジなどは、暖かさを感じる色ですし、青色、水色、黄緑などは、冷たさや寒さなどを感じる色だといわれています。他にも、冷静になる効果がある色や、陽気な気分になれる色などもあります。これらの効果を考えながら、顧客の好みや全体のデザインとの調和とコーディネートを合わせて、より効果的な色彩計画をたてることになります。
インテリアコーディネーターの仕事内容 その4
インテリアコーディネーターには、家具計画をたてるという仕事があります。このとき、生活スタイルを決めてからそれに合う空間や家具を考える場合と、その逆で、先に決めた気に入った家具に合わせて、他のインテリアやカラーなどを決めていく場合があります。いずれにしても1番重要なのは、全体のバランスです。1つの家具を置くことによって、空間のサイズが変わってきますので、タンスを置こうと考えた場合、その引き出しの高さや幅などと部屋全体のバランスを細かく考える必要があります。また、実際に生活した時のことを想定して、どのようなサイズの家具をどの場所に置くと、使いやすく、効果的であるかを考えて、顧客にさまざまな提案をしていきます。
インテリアコーディネーターの仕事内容 その5
インテリアコーディネーターには、見積もりの提出という仕事があります。さまざまな商品の見積もりを顧客に提出するのですが、始めから予算が決まっている場合は、その範囲内に収まるようにし、決まっていない場合には、インテリアコーディネーターが顧客から聞き出した要望にあった商品を選び、見積もりを提出することになります。そのとき、かかる費用の説明がしっかりとできることが重要です。提出した見積もりで、承認が得られると、必要なものの手配や工事が始まります。ですから、十分な話合いのもと、顧客に納得してもらわなければならないので、多少時間がかかるかもしれませんが、後々のトラブルを避けるためにも、時間をかけて承諾してもらうことが大切です。
インテリアコーディネーターの仕事内容 その6
インテリアコーディネーターは、さまざまな商品をどこでどのように購入するかを決めなくてはなりません。どういうルートを使うかが決まったら、各メーカーやお店などに発注をかけます。その際、納入方法や納期の決定など、顧客が自分でするとわずらわしいことは、すべてインテリアコーディネーターが行ないます。
照明器具やシステムキッチンなど、カタログだけでは、わかりづらい商品の場合には、ショールームに同行して、詳細を伝えることもあります。そこで、1つ1つ確認し、納得しながらメーカーに発注していくという方法もあります。最近では、3DのCADを活用するショールームもあり、よりイメージがつかみやすくなっていますので、インテリアコーディネーターは、ショールームを活用することが多いようです。
インテリアコーディネーターの仕事内容 その7
インテリアコーディネーターは家具などの納入の際には、必ず立ち会うことになっています。ショールームや各ショップ、メーカーなどに発注したものが、発注通りきちんと届いているかを確認します。図面どおりに家具の配置を指示、確認します。
メーカーによっては、玄関で引渡しになることもありますので、その場合には、商品や家具の運搬も手伝います。また、届いた家具や商品に傷がないか、破損していないか、電化製品は正常に動くのか、などを細かくチェックします。そして、図面どおり、すべてのインテリアが正しく配置されているのかを最終確認し、簡単なものの場合には、インテリアコーディネーターが取り扱いの説明を行なう場合もあるそうです。